A.ファレルのベストポジションは?

既報の通り、リーグ界のスター、アンディ・ファレル選手がラグビーユニオンへの転向を果たしました。
所属先となるサラセンズでの入団会見では、イングランド代表のアンディ・ロビンソン監督も同席。まだ代表入り云々の段階ではありませんが、当然最終目標は2007年ワールドカップ出場ですので、このお膳立ても当然でしょう。


"Robinson excited by Farrell move"

<参考サイト>

BBC Sport
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/rugby_union/english/4379601.stm


ファレルの魅力とされるのが、サイズに加えて様々なスキルを兼ね備えていること。キッカーとしての実績も十分なので、複数のポジションを守ることが期待されています。
しかし、いま英国のラグビーファンの間で話題なのが、一体どのポジションを守ればよいのか、という事です。理想的なのがFW第三列と思われますが、リーグにはラインアウト、ラック、モールといったユニオンのフォワードにとって必須のスキルがありません。これを29歳のファレルが適応するのは大変なので、やはりBKのポジションが妥当になってくるかもしれません。

スタンドオフか、インサイドセンターか。ファレルの卓越したキック能力やクラッシュ、そしてディフェンス...今まで成功してきたリーグ→ユニオンの転向組もBKが主です。だが、いくらリーグでの実績があるとは言っても、誰もがコードチェンジに成功するのは限らない。日本のプロ野球からメジャーに挑戦するとき求められる「アジャストメント」の能力をファレルがどのくらい持ち合わせているのか、それはいずれ結果が出ることでしょう。


もう一つ問題なのは、ヒザに爆弾を抱えていることです。いま現在でリハビリ中で5月中には復帰の見通しですが、そうすると夏一杯でユニオン選手としてのウォームアップを終えて、そして秋のテストシリーズに間に合うことが出来るのか。この辺、今年はファレルをじっくり見ていくことになりそうです。